2008年01月22日

「内子タイムスリップ2   内子座 」    ねこぱんちさん

大通りから一筋入ったところに、愛媛県で現存する唯一の芝居小屋『内子座』があります。
江戸末期から明治にかけての内子町は、和紙と木蝋で繁栄していました。内子座はその当時の趣をそのまま残しています。大正5年に創建され老朽化により取り壊しになるところを、町民の熱意で復活されたのだそうです。
内子座も町並みと同じように町民に守られた場所だったのですね。
現在も貸ホールとして、歌舞伎、芝居、コンサートなどが催されています。去年の秋に笑福亭鶴瓶さんが落語「らくだ」を熱演されたのは記憶に新しいと思います。
場内は升席で仕切られ、歌舞伎劇場の特色である花道が大舞台まで続いています。
大舞台の中央は回り舞台になっていました。
舞台の下には、その回り舞台を人力で動かす装置があります。

みなさん「奈落の底」などという表現を聞いた事があると思います。 その語源はここにあり、舞台の下の部分を「奈落」といいます。
そこは舞台の下であるがゆえに真っ暗であり、そこから「奈落の底」という表現が生まれたそうです。
何も公演がないときは館内を自由に見学させてもらえます。
当時の人々にとって歌舞伎や文楽、落語や映画などが演じられ、娯楽・心の糧となっていたのでしょう。ここにも過去の世界にタイムトリップしたような気持ちになれる雰囲気があります。

二回に渡って内子町独特の雰囲気をご紹介してきましたが、写真や文章では伝えきれない内子町のよさを実際にみなさんに実感していただきたいと心から思います。
posted by スタッフ at 10:41| 愛媛 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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